2015年12月25日法人を設立しました
しばらくBlogが更新できていませんでしたが、12月25日に法人設立の登記申請を行いました。
多くの方々のご支援やご協力があり、株式会社としてスタートが出来ることになりました。
インタビューや取材にご協力を頂いた方々、ビジネスプランの検証にお付き合いを頂いた方々、関係者のご紹介を頂いた方々など、多くの方々のご支援がありスタート地点に立つことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
本日は改めて「どんな事業やっていくか」、「これまでの活動について」、「今後の活動方針」について書きたいと思います。
どんな事業をやっていくか
うつ病患者をサポートする「ご家族」向けオンラインサービスを開発中です。
サービスの目的は大きく2つで、①ご家族が患者をサポートする上で必要な情報や知識の体系化と②ご家族がサポートする上で困ったことや悩みを気軽に相談できる窓口をつくり安心してサポートに専念できる環境を整備することです。
①②を「eラーニング」や「メッセージ・チャットカウンセリング」という形式で展開していく予定です。
現状はオンライン・カウンセリングのトライアルが出来る状況で、トライアルに協力を頂ける顧客の開拓とカウンセラーの確保につとめています。
具体的な話として、リワーク施設運営会社様に対して利用者の「ご家族」向けにトライアル実施の提案を進めています。今回の提案と並行して、リワークや産業分野の知識や経験がある臨床心理士や産業カウンセラーの方々とコンタクトをしています。
これまでの活動について
8月から活動を開始し当事者や関係者へのインタビューを重ねる中で「仮説検証」を繰返しながら、現在のカタチでスタートすることにしました。
「仮説」を立て、取材やインタビューで「検証」を行い「反証」する要素が出てきては、「代替案」を考えて、また「仮説検証」を繰り返してきましたが、今後も仮説検証を繰り返しながらブラッシュアップをはかっていきたいと思います。
取材やインタビューは、以下の方々に実施させて頂きました。
「当事者」・・・元患者の方や元患者のご家族、現在うつ病の患者を支えているご家族
「支援機関」・・・リワーク施設や就労支援事業者、企業向けメンタルヘルス対策事業者、NPO団体など
今後の活動方針
2016年4月プロトタイプのリリースを目指し、事前のトライアルを繰り返していきたいと思います。
当面の主な活動として、自治体の福祉課が主催する「家族会」への参加、カウンセラーに必要な経験や能力の把握と確保、SNSを活用した自社及びサービスの広報活動をすすめていきます。
また、今後の活動の進捗を書きたいと思います。
みなさま、良いお年をお迎えください。
前向きにメンタルヘルス疾患の治療を続けられる環境をつくる
「メンタルヘルス疾患に悩む人たちが、回復を信じて前向きに治療を続けられる環境をつくる」ことをミッションとして、12月に会社を設立し起業することにしました。
今回は起業に至った経緯や、今後なにをやっていくかについて書きたいと思います。
「支援を必要としている人」と「支援をしたい人の想い」を繋げる
当初「パニック障害に悩む方々が、回復を信じ、前向きな毎日をおくれるように力になりたい。」と考え、パニック障害から回復した方の回復体験をブログで共有することからはじめました。
情報収集をしていく中で、うつ病やパニック障害等のメンタルヘルス疾患の人たちは「家族や知人とのコミュニケーションに悩み、孤独を感じている」「先行きが見えず、大きな不安を抱えている」「治療に必要な情報が届いていない」といった共通の課題を抱えていることが見えてきました。
一方でメンタルヘルス疾患を発症した人の「家族」は、「つらい思いをしている家族の力になりたい」という想いがあるにも関わらず、「どのように接していいかわからない」「何に困っていて何をしたらいいかわからない」「家族のことを相談をする相手がいない」といった理由で悩み、つらい思いをされていると感じています。
また既存メディアで掲載されている「回復体験者」による体験談は、本来は患者にとって有用な情報であるにも関わらず、「必要な情報が不足している」「文字数や画面あたりの情報量が多く、読み手の負担が大きい」といった理由でその価値を最大限に活用できていないと感じています。
このような課題に対して、「専門家や医療者だけでなく、支援の手を広げ多面的に支え合える環境を創りたい。」「支援を必要としている人(患者)が望んでいることと、支援をしたい人(家族や知人、企業や団体)の想いを繋げる仕組みをつくっていきたい。」と考えています。
今後なにをやっていくか
今考えているのは、二つあります。
先ずは「回復をして復職や再就職を目指す人たち」に向けて、メンタルヘルス疾患から立ち直った人たちの回復体験談を共有するwebサイトをつくります。
ブログで集めている回復体験記がベースとなりますが、自身の原体験を活かし「立ち直った人ならではのリアルな視点での回復に関する情報」を集めて、読み手に負担なく適切に伝えていきます。
その次に「メンタルヘルス疾患の人を支える家族」が安心して支援ができるように、必要な情報や知識が得たり、不安や悩みを共有できる場をつくりたいと思います。こちらは「誰」の持っている知識や情報を「どういったメディア」をつかって提供するか、について構想段階ですが、情報を集めながら考えていきます。
今回は以上となります。
次回は、新しい回復体験記を記事にしたいと思います。それでは。
回復インタビュー3人目(回復編②)
カズヒロさんの体験、今回が最終です。
貢献できているという実感
panicome :復職後、どのように回復されていったんですか。
カズヒロ:しばらくは業務負担を減らしていたので、社内での仕事が中心でした。
復職から6カ月たった頃、専門性が必要な難しいプロジェクトメンバーに選ばれました。
panicome:また難しいプロジェクトに。。不安はなかったですか。
カズヒロ:最初はありました。でも、プロジェクトメンバーに恵まれたことで安心して仕事を進めることができました。あとは、僕の得意分野の専門知識を活かすことができたので自信をもって仕事に取組むことができました。
プロジェクトリーダーが、僕が担当分野の仕事に集中できるように配慮してくれたり、周りのメンバーも僕の仕事のやり方を評価してくれて、自分がプロジェクトに「貢献できている」という実感を得ることが出来ました。
業務量も多く内容も難しいプロジェクトでしたが、終わった時は「いい仕事ができた」という達成感があって、気が付いたら体調の不安は消えていました。
panicome:このプロジェクトを通して、コンサルティングの仕事を続けていく自信を持つことが出来たんですね!
身近なモデルケースが励みに
panicome:その他に回復のきっかけになったことはありましたか。
カズヒロ:過去にパニック症とうつを経験した先輩が職場にいたことですかね。
同じような悩みを抱えながら、社内やクライアントから評価されている先輩が身近にいて「僕も先輩のように、やっていけるんじゃないか。」と励みになりましたね。
panicome:それは心強いですね。症状については、相談されていたんですか。
カズヒロ:同じ案件を担当していた時期は、けっこう相談をしていました。
先輩も万全ではなかったみたいで、お互いにどうやって体調管理をしていくかについて話をしていました。
panicome:先輩にとっても、カズヒロさんの存在が励みになっていたんだと思います。
自分がいきる場所はある
panicome:最後にうつ病を経験されて感じたことや、今悩んでいる人たちにアドバイスがあればお願いします。
カズヒロ:良いメンバーに恵まれて、得意分野のプロジェクトに関われたことが回復のきっかけでしたが、今は「自分がいきる場所はいろいろあるだろう。」って考えられるようになりました。
「望まない仕事を続けていくことへの不安」や「仕事に必要な能力が足りていないことへの不安」を常に抱えていて、自信をつけるために資格をとったり専門知識を増やしたりしましたが、不安を解消することができなくて。
でも資格や専門知識がなくても、その時々で貢献できることがあったのかなと思います。
panicome:カズヒロさんは、仕事の合格点のハードルが高いんでしょうね。
もちろん、出来なかったことへの反省や足りない部分を補うための努力は必要ですが、今現在の自分でも十分貢献できることがあることに気付き、実感できることは大事だと思います。
本日は貴重な経験をお話頂き、ありがとうございました。
次回は、改めて「ブログへの僕の想いと、今取組んでいること、今後の方向性」について書きたいと思います。
それでは、また。
回復インタビュー3人目(回復編①)
転職先で休職に入ったカズヒロさんですが、どのように回復の階段をのぼっていかれたのでしょうか。
うつは自分の思い込み!?
panicome:症状は1度目のうつの時と同じような感じでしたか。
カズヒロ:この時は「双極性障害(※)」と診断されました。調子がよいと感じる時と、気分が落ちこんで不安な状態を繰り返していたのですが、調子がよいと感じる日がつづくと、まわりの人には治ったように見えていたかもしれません。
自分でも「本当にうつなのかな」と考えることもあり、インターネットでうつについて調べて「うつは自分の思い込みで、書かれている症状に自分を合わせているだけなんじゃないか」って悩んだこともありました。
panicome:すごくよくわかります。僕は人と会った時に、「気持ちの問題だよ」とか「気分が落ちこんだり、つらいことなんて誰だってあるよ」て言われるたびに、やっぱり自分が弱いだけなのかなと思っていました。
ー「双極性障害」は「躁うつ病」と呼ばれることもあります。「躁」と「うつ」の症状が繰り返されて、「躁」の状態のときは気分が良くなったり、高ぶったりするようです。「躁」の症状に応じて、大きく「双極性Ⅰ」と「双極性Ⅱ」に分けられるようです。
二度目も不安をかかえたまま復職
panicome:二度目の休職は、どうなふうに過ごされていましたか
カズヒロ:一度目の休職と同じような感じでした。とにかく体を休めて、体調がよいときは育児や学生時代の友人と会ったりしていました。
三ヶ月休んだ頃には日常生活が問題なくおくれるようになったので、会社と相談して復職をすることにしました。
今回も本質的な問題は解決していなかったので、不安をかかえたままの復職となりました。
panicome:復職時は、短縮勤務や業務負担を減らしたりはありましたか。
カズヒロ:短縮勤務で段階的に勤務時間を長くしていきました。休職中に担当していたクライアントを引継いでいたので、復職後は固定したクライアントを持たずに同僚から依頼された資料作成をしていました。
回復編②に続く。
回復インタビュー3人目(発症編③)
難関資格に挑戦して経営コンサルタントに
panicome:復職後、コンサルティング会社に転職された経緯について教えていただけますか。
カズヒロ:獣医として畜産農家と接している中で、もっと畜産農家の役にたてる仕事があるんじゃないかと考えていました。
畜産農家の経営はけっこう感覚的な部分が多くて、経営面のアドバイスができたらいいなと思って。休職中に中小企業診断士の資格をとって、経営コンサルティングの仕事をやってみたいと思うようになりました。
panicome:中小企業診断士は、中小企業の経営課題についてアドバイスをする専門家ですよね。難関資格だと思いますが、勉強は大変ではなかったですか。
カズヒロ:休職中から勉強をはじめたんですが、最初は集中力に限界があったので、1日1時間だけテキストを読むようにしていました。
復職してからは、だんだん集中力がもどってきたので、夜自宅に帰ってから勉強をしていました。
panicome:「資格をとってコンサルタントになる」という新しい目標ができたことで、症状にもいい影響があったのかもしれませんね。
カズヒロ:試験は1次、2次と順調に合格して、勉強をはじめてから半年で資格をとることができました。合格して半年後に、経営コンサルティング会社に転職しました。
panicome:半年で合格されたんですね。すごい!!
新しい職場で2度目のうつに
panicome:転職して新しい環境で仕事をはじめることって、体調が万全でもストレスがかかると思うのですが。
カズヒロ:すごく大変でした。今までとまったく違う業界に入って、なにをどうしていいかわからなくて。
中途入社で資格をもっていたこともあったので、「早く仕事で結果をださなきゃいけない」「自分の実力を証明したい」という焦りがあって、自分を追い込んでいました。
panicome:カズヒロさんは責任感が強いんでしょうね。ひょっとすると、職場の人はカズヒロさんに期待を持ちつつも、業界未経験だしサポートが必要だと思っていて、意外と頼ると力になってくれたかもしれませんね。
カズヒロ:そうですね。。当時僕が経験が無いことは、まわりの人にとっては関係がないことだって、かたくなに思っていました。
仕事のスケジュールがタイトなこともプレッシャーに感じていて、「この世界で生きていけるのかな」と不安になって。入社して4ヶ月後には、通院を再開していました。
そんな中、社内にあまりノウハウがなく難易度が高いプロジェクトのメンバーに入ってしまって。プロジェクトリーダーも厳しい人で、毎日資料を提出するんですが、突き返されて。結局2か月間同じ資料の修正を繰り返していました。
panicome:体調がつらい中で、難しい仕事を与えらて大変だったんですね。
カズヒロ:コンサルティングの仕事に向いてないのかなって、すっかり自信を失って。心の拠りどころが無くなったように感じました。体重も7キロおちて、あばらが見えるくらい痩せて。
「もう限界だ」と思い、病院の先生に相談して休職に入りました。
回復編①に続く。
回復インタビュー3人目(発症編②)
カズヒロさんの体験 発症編②です。
休職中の過ごし方
panicome:うつ病と診断されてから、休職をされたんですか。
カズヒロ:医者からの診断書で最初は10日間。そのあと休職期間を延長して、合計して5ヶ月ほど休みました。
panicome:休職期間はどんなふうにすごされていたんですか。
カズヒロ:食欲がない、眠れない、吐き気がするなどの症状で、最初はずっと横になっていました。こどもが生まれたばかりだったので、こどもの世話をしたり。
panicome:お子さまが生まれたばかりだったんですね。奥さまはカズヒロさんが休職されたことについて、どんなことをおっしゃっていましたか。
カズヒロ:最初は症状を理解できていない部分もありましたが、休職が長くなるといらいらして、ストレスを抱えていたと思います。でも、プレッシャーをかけられたりすることはなかったですね。
奥さんも、僕にどう接していいか、わからなかったんだと思います。
panicome:奥さまにとっても、はじめての経験ですもんね。当時お子さまが生まれたばかりということで、経済的な心配もあったんですか。
カズヒロ:奥さんも育児で働けない状態だったので、心配はありました。職場の傷病手当などで給与の8割くらいは保障されていましたが、手当を受けられる期間が決まっていたので。
panicome:休職していることを誰かに相談されたりしましたか。
カズヒロ:大学時代の友人に話をしました。気心がしれた友人だったので、話を聞いてもらって気持ちが楽になりましたね。ひさしぶりに会ったときは、「声が小さくて、なにをいってるかわからない。」ってつっこまれました(笑)
panicome:気心をしれた友人となら、安心して会えますね。僕も信頼できる先輩や友だちには、症状のことを話していました。会う時は事前に、急に体調が悪くなってドタキャンするかもとか、途中で帰ってしまう可能性があることを伝えていました。
不安を抱えたまま復職
カズヒロ:体調はだんだんよくなって、普通に日常生活がおくれるくらい回復してきました。心と身体は休めましたが、仕事に向き合う姿勢や、考え方は変わっていなかったので、復職には不安がありました。
panicome:根本的な原因が解決されないままだったんですね。カズヒロさんと同じ状況で復職をされる方は多いと思います。僕もそうでしたし。
復職時は、最初からフルタイムで仕事をされていたんですか。
カズヒロ:いいえ、最初は週3回午前中だけ勤務していました。それから週3回フルタイムへと移行して、復職して1ヶ月でフルタイムの勤務になりました。
職場も制度としてあるから、淡々と対応してくれるって感じでしたが、自分だけ特別扱いを受けている気がして疎外感がありました。
panicome:その気持ち、よくわかります。まわりの人が実際にどう思っているかはわからないけど、休んで迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちがあって。ぼくは復職した後、体調が悪くても言い出せなくなりました。
発症編②まとめ
復職時の短縮勤務は1ヶ月を目途に
カズヒロさんは、復職時に短縮勤務からフルタイム勤務へと移行されています。
短縮勤務について産業医の方にお話を伺ったところ、1ヶ月を目途に通常の勤務まで戻すことが望ましいとのことでした。
短縮勤務が長くなると心身ともにその状態に慣れてしまい、フルタイムの勤務に戻すことが難しくなるようです。
発症編③に続く。
回復インタビュー3人目(発症編①)
カズヒロさんの体験
カズヒロさんは2回のうつ病を経験されましたが、転職先での仕事の成功をきっかけに回復をされました。
自信をとりもどすために、難関資格を取得されて独立開業も考えられたようですが、回復された今は、「開業だけでなく、他にも自分を活かせる場所はあるだろう」と考えられ気持ちが楽になったそうです。
うつ病と向き合う中での、考え方の変化がとても参考になるエピソードです。
カズヒロさんのプロフィール
年齢:33歳
発症時年齢:30歳
回復までの期間:1回目 5ヶ月、2回目 1年半
職業:会社員
家族:妻子あり
キャリアのスタート時の漠然とした不安
pnicome:カズヒロさんは2回うつ病を経験されていらっしゃいます。最初にうつ病になったときは、どういった仕事をされていましたか。
カズヒロ:大学時代に畜産系を専門としていたので、卒業してから獣医として家畜保健衛生所の職員をしていました。
panicome:家畜保健衛生所。。はじめて聞いたお仕事です。どういったお仕事ですか?
カズヒロ:畜産農家向けに衛生管理の指導をしたり、BSEなどの伝染病検査や衛星検査などをやっていました。
もともとは、獣医としての仕事にあまり興味がなくて、知識をいかせる仕事につきたいと思っていましたが、結果的に獣医の仕事をしていました。
仕事をはじめて1年経たないうちから、仕事が楽しくないなって感じていて、このまま興味がない仕事をやり続けるのはしんどいなって思っていました。
あとはチームワークを求められる環境でしたが、僕は集中しているとまわりのことが目に入らないことがあって。仕事のすすめ方に戸惑っている面もありました。
panicome:仕事の内容に関心が低くて、環境が合わないと、先を考えた時に不安になりそうですね。
けがで入院をしたことをきっかけでうつ病に
カズヒロ:そんな中で放牧場での検査中に、牛にけられてけがをして入院することになりました。ひざのじん帯を損傷して、手術とリハビリで2週間くらい入院しました。
panicome:牛って力すごそうですもんね。。
カズヒロ:退院後に職場復帰してから、しばらく歩けなかったので内勤の業務にかわりました。
この仕事をつづけていくことに不安を感じていたうえに、けがで外の仕事ができないことで、まわりの足を引っ張ってるなって感じて。気分がどんどん落ちこんでいきました。
panicome:けがの影響が、マイナスの感情に拍車をかけてしまったんですね。。気分の落ちこみのほかに、不調を感じることはありましたか。
カズヒロ:不安で食欲がなくて、一日一食、夕飯だけでしたね。好きなものを食べても味がしなかったです。
睡眠は2時間おきに目が覚めてしまって。目覚めたときは、不安な気持ちでいっぱいで、寝汗がひどかったです。あとは歯ぎしりがすごかったようです。
panicome:前回インタビューした方も、歯ぎしりがひどかったとおっしゃていました。
カズヒロ:このまま仕事をすると検査ミスをおかしそうだって考えていると、どんどん不安になってしまって、自宅近くの精神科に行きうつ病と診断されました。
発症編②に続く。